「エアコンをつけているのに、なんか暑い」という相談が、毎年7月になると増えます。エアコンの問題ではなく、窓からの輻射熱と、家具の配置による気流の妨げが原因であることがほとんどです。今回は、夏の暑さ対策として実際に効果があったものを、正直にまとめます。

遮熱カーテンは「ライナー追加」が最もコスパがいい

遮熱カーテンに買い替えるのは費用がかかります。今あるカーテンに「遮熱ライナー」を追加するだけで、輻射熱を大幅に減らせます。ライナーは1枚2,000〜4,000円程度で購入でき、既存のカーテンフックに取り付けられます。南向きの窓に使うと、午後の体感温度が体感で2〜3度変わることがあります。

すだれは「窓の外」に設置しないと意味がない

すだれを窓の内側に設置している家をよく見ます。これはほぼ効果がありません。輻射熱はガラスを通過した後に室内で発生するので、内側に遮るものを置いても手遅れです。すだれは必ず窓の外、できれば窓ガラスから10cm以上離して設置してください。賃貸でも、突っ張り棒を使った外付けすだれホルダーが市販されています。

エアコンの「風の向き」を変えるだけで体感が変わる

エアコンの風を直接体に当てると、体は冷えても部屋全体は冷えません。風向きを天井に向けて、部屋全体に冷気を循環させるのが基本です。さらに、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置くと、冷気が部屋全体に広がりやすくなります。家具がエアコンの吹き出し口の前に置かれていないかも確認してください。

家具の配置が「熱だまり」をつくっている

大きなソファや本棚が窓の近くに置かれていると、熱を吸収して放熱し続けます。特に濃い色の家具は輻射熱の影響を受けやすい。窓際の家具を少し内側に移動させるだけで、体感温度が変わることがあります。夏の訪問コンサルでは、この「家具の熱だまり」を確認することが多いです。

夏の暑さ対策は、高価なものを買う前に「配置と素材」を見直すことから始めてください。サービスの詳細が気になる方は、夏の暮らしチューニング訪問のページをご覧ください。